大阪万博への参加招請本格化 ドバイで吉村知事ら

産経ニュース
外国の要人と握手する大阪府の吉村洋文知事(手前右から2人目)。松井一郎大阪市長(左端)も笑顔で迎えた
外国の要人と握手する大阪府の吉村洋文知事(手前右から2人目)。松井一郎大阪市長(左端)も笑顔で迎えた

【ドバイ=尾崎豪一】アラブ首長国連邦(UAE)の主要都市ドバイを訪れている吉村洋文大阪府知事は30日、現地入りした若宮健嗣万博相、松井一郎大阪市長とともにドバイ万博のパビリオン視察や2025年大阪・関西万博への参加招請活動を本格化させた。博覧会国際事務局(BIE)の関連イベントに出席した後、複数国の展示館に足を運び、日本の魅力をアピールした。

この日はBIEのイベントデー。昼ごろから日本政府のパビリオン「日本館」をBIE関係者や地元UAEを含む複数国の政府代表が次々に訪れた。若宮、吉村、松井3氏は次期万博開催国の代表として、各国関係者と相次いで意見を交わした。

日本館の看板に書かれた「ARIGATO」の文字を見た外国の女性要人から「アリガトー」と声をかけられた吉村氏が笑顔で「ありがとう」と応じる一幕もあり、会場は和やかな雰囲気に包まれていた。

ただ大阪・関西万博をめぐる状況は決して楽観できるものではない。中東・アフリカ地域で初の大規模な博覧会として開かれたドバイ万博には約190の国と地域が出展している。一方、大阪・関西万博への参加表明国は11日時点で87カ国で、目標とする150カ国の約6割にとどまる。

今回のパビリオン視察は大阪・関西万博への参加を促す目的もある。吉村氏らは日本館での意見交換後、態度を表明していない国に照準を定め、それぞれ展示館めぐりに奔走した。

視察に先立ち出席したBIEの関連イベントには、リフティングなどサッカーの技を披露する「フリースタイルフットボール」で世界トップレベルの技術を持つ京都府出身の男性2人組が登場。音楽に合わせて蹴鞠(けまり)の文化を表現し、各国の出席者から拍手を浴びていた。

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