球界ここだけの話(2640)

楽天D2位・安田悠馬、レジェンド打者と類似する打撃フォームの動きとは

サンスポ
楽天・安田悠馬(中央)
楽天・安田悠馬(中央)

楽天のドラフト2位・安田悠馬捕手(22)=愛知大が29日のオリックス戦(京セラ)でプロ入り初本塁打を放った。25日のロッテとの開幕戦(楽天生命パーク)では2005年の球団創設以来、初めて新人捕手として開幕スタメンで出場。対戦相手、ロッテの開幕マスクも同じく新人でドラフト1位の松川虎生(こう)捕手(18)=市和歌山高=で2リーグ制(1950年)以降初の〝新人捕手対決〟は注目を集めた。

安田の最大の武器は大学通算32本塁打をマークしたパワフルな打撃。そんな期待のルーキー捕手には打撃フォームの中で調子の良しあしを測る一つの動きがある。

「悪い時は(体が)流れて返ってこずにここで終わるか、変な感じになるかなので、返ってくるのが自然にできているのは良いことかなと思います」

安田本人が語る「ここ」とはバットを振り切った後の手の位置のこと。大抵の打者の打ち終わりは背中側に手が残るため左打者の安田の場合「ここ」とは右肩後方から背中側にかけてを指す。

そしてもう一つ。「返ってくる」とはバットが返ってくることを指している。本来、バットを振り切ると背中側に手が残り、その後、バットを置いたり、または投げたりして一塁に走り始める。

だが安田の場合はこれが当てはまらない。相手投手にタイミングを崩されることなく、自分の打つべきポイントでしっかりと球を捉えることができたとき。

一度、バットを振り切り、背中側にいった手が再度、体の前方、おへその前あたりまでバットを持った状態で手が折り返してくるのだ。

打撃フォーム内での終盤、フォロースルーからバットを手放すまでの一連の動きを通称・バットフリップという。安田のバットフリップは独特でプロ野球選手でもごく少数。往年のレジェンドを挙げると通算2480安打で現中日監督の・立浪和義、通算2203安打の新井貴浩などは類似した動きをすることがある。

安田はここまでプロ初本塁打、開幕までの対外試合での2本塁打を含む3ホーマーを記録。実際に打ち終わりを見ると3発ともバットは一度、背中側まで振り切られた後、体の前方、おへその前あたりまで返ってきている。

期待が集まった開幕戦は3打数無安打、2三振。快音を響かせることはできなかった。それでも「やっぱり打っていかないと勝てないので、しっかりもっと打っていきたい」と前を向く。185センチ、105キロの強靭な肉体から繰り出す豪快なフルスイングは見る者の心をひきつける。今後はぜひその打ち終わりにも注目だ。(加藤次郎)

  1. 島田陽子さん逝く…大腸がん闘病3年69歳 ヘアヌードに不倫…清純派から壮絶人生

  2. 名脇役の斎藤洋介さんが死去 69歳、人知れずがんで闘病

  3. キムタクだけマスク着用の集合写真に「これが有名人が伝えるべきメッセージ」「好感度爆上がり」と称賛の嵐

  4. NHK朝ドラ「ちむどんどん」賢秀(竜星涼)がねずみ講に…優子(仲間由紀恵)巻き込む展開に視聴者悲鳴、和彦(宮沢氷魚)には「教えてあげないと!」の声

  5. 中村玉緒の息子・鴈龍さん、孤独死していた…55歳