【テンピ(米アリゾナ州)26日(日本時間27日)】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)が26日(同27日)に予定されていたホワイトソックス戦(グレンデール)の先発を回避。試合前に会見に応じた大谷は、開幕に向けて万全を期すためと説明した。主なやり取りは以下の通り。
--なぜ、回避したのか
「(開幕投手が)正式に決まったというところと、そこに向かってしっかり合わせたいなっていう」
--オープン戦の登板はあと1回だが、十分か
「前回も良かったですし、その間にブルペンなり、ライブBPで投げると思いますので、そこである程度調整して、中(登板間隔)をしっかり明けて、登板できたらなと思ってます」
--開幕投手に指名されたことについては
「光栄なことですし、そこ(開幕戦)を取るか取らないかによってシーズンのはじめが変わってくると思うので、しっかりと勝てるように頑張りたいなと思います」
--チームは、調整法を任せている
「やりやすいようにはやらせてもらってるので、一日一日、体調を見ながら自分でしっかり調整したいなと思ってます」
--降板しても、DHとして出場できる大谷ルールについてはどう思う
「少し話は聞いていたので、正式にどうなるかは分からなかったんですけど、個人的にもそうですし、チーム的にもすごい大きいことかなと思うので、自分が登板するとき、しっかりとそれを生かして、攻める気持ちを持って積極的に頑張りたいなと思います」
--開幕投手が決まったときの気持ち
「うれしかったですね。さっきも言いましたけど、光栄なことなので、しっかりと務めたいなという気持ちになりました」
--きょうの先発を回避した理由を改めて聞かせてほしい
「単純に(開幕戦までの登板間隔が)中4日、中4日でいくと疲れるので、疲労がたまった状態で開幕を迎えなきゃいけないので、スケジュール的にやっぱり難しい。(オープン戦などで調整する)試合数も少ないですし、その中で実戦の感覚を養いながら、しっかりレスト(休養)も空けながら、ベストな状態で(マウンドに)上がれるプランを立てたつもりではいます」
--前回、2ストライクと追い込んでからを課題に挙げたが、それはあと1度の登板で補える
「そうですね。ライブBPとかやるかも分からないので、それは体調見ながらやりたいなと思っていますし、また(アリゾナと開幕戦が開催されるアナハイムでは)天候もボール(の感触)も変わってくるので、いちいちそこに合わせないといけないですし、アリゾナで良かったからといって、他でいいわけでもないですし、そこはまあ、割り切っていきたいなと思います」
--先頭打者での起用について、なにか変えることは