「危機は資産増やす好機」投資始めるなら“投信”一択 たぱぞう×おけいどんFIRE対談(2)

SankeiBiz

投資信託とETFをどっちを買えば…

たぱぞうさん

そうですね。例えば、遺産を相続して手元に1億円があり、全額を一括投資するというのであれば、あまり値が高い時期に始めるのは良くありませんが、そういったケースは例外でしょう。もし毎月一定の金額で積立投資をするというのであれば、それはいつでもいいわけです。

リーマン・ショックでは世界市場の株価が50%近く暴落したとされるが、大きく株価を下げた時は、投資タイミングとしてはチャンスになる可能性も(Getty Images)※画像はイメージです
リーマン・ショックでは世界市場の株価が50%近く暴落したとされるが、大きく株価を下げた時は、投資タイミングとしてはチャンスになる可能性も(Getty Images)※画像はイメージです

2008年9月のアメリカの証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻をきっかけとする世界的な金融・経済危機では、世界市場の株価が50%近く暴落したといわれています。過去の統計を見ますと、この「リーマン・ショック」規模の暴落は50年に1回のレベルなんですよね。新型コロナウイルス感染拡大による2020年の「コロナショック」では一時30%超下落していますが、この規模の調整であれば、8~9年に1回起きています。

このように大きく株価を下げた時というのは、投資をするタイミングとしてチャンスになる可能性があって、私自身、この2回の金融・経済危機で資産を大きく増やすことができました。

一方、今年に入って株価は10%前後下落していますが、この程度の調整というのは2年に1回程度起きています。これが20%、30%の下落となりますと発生する間隔が開いてきますが、10%程度の調整であれば、この程度だということです。

ただ、アメリカのハイテク株主体のNASDAQに関しては、低金利も相まってすごくお金が流れていましたので、やや深めの17~18%の調整となっています。GoogleやAmazonなど「GAFAM」と呼ばれる米巨大IT企業は22~23%の調整です。やはり、リスクを負って高く張ると、それだけ谷も深くなることがあります。それは物の理(ことわり)の通りだなと思います。

《積立投資なら思い立ったが吉日ということなのだろう。手数料無料のノーロードファンドを選べば、初心者でも比較的気軽に投資を始めることができそうだ。とはいえ、投資信託もさまざま。米国の代表的な「S&P500」などの指数に連動したインデックスファンドがいいのか、世界の株式の値動きに連動した全世界株式インデックスファンドがいいのか。また、上場投資信託(ETF)は手数料が安いのが魅力だが、投資信託との使い分けはどのようにすればいいのだろうか》

桶井さん

私は結構、ETFを持っています。それは分配金が欲しいからです。ですが、これから投資を始める人は、先ほども言いましたが、やはり投信(投資信託)が断然おすすめです。その理由は、細かな話ではありますが円をドルに両替する「ドル転」の時に為替手数料が発生しなくて済むというのと、日本の昼間に買うこともできるからです。

一方、ETFで分配金を得るということは、余分な税金を払うということになります。少なくとも日本では20.315%の税金がかかります。さらに米国では10%の税金がかかりますので3割くらい目減りすることになります。それはもったいない。

投資信託であれば、分配金が出ず自動的に再投資に回せます。税金が生じるのは最後、利確(利益確定)するときです。わざわざ途中で税金を支払う必要がないというのが、投資信託の利点です。なので、資産形成期においては投資信託一択だと思います。

次に米国株式の投資信託か、それとも全世界のほとんどの株式に投資できる全世界株式の投資信託かということになるのですが、これは永遠の課題です。アメリカはいつもイノベーションが起こる国で、通貨(金融)、軍事、経済も完全に覇権を握っています。エネルギー資源や食糧も豊富です。人口も増加しています。勝者であるアメリカのこの状況が将来、変わると思うのか、変わらないと思うのかというところが選択の分岐点かと思います。

このままアメリカが成長すると思えば、アメリカ全土に投資する全米株式か、もしくはS&P500の指数に連動したファンドでいいでしょう。両者のリターンはそんなに変わらないですから。米国以外が台頭してくると思えば、全世界株式でもいいかもしれません。例えば、中国が最先端技術を駆使して米国を追い抜くとか、インドの人口がこれから増えてきて発展して米国を追い抜くと想定するのであれば、全世界株でもいいのかなと思います。

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