体育の授業レベルのバスケでは「3つの要素」が勝敗を左右する  福岡大が指導の方策を示唆

SankeiBiz

バスケットボールの授業で行われる試合のプレーは「4つの技能」から構成されていることが、福岡大学スポーツ科学部の長嶺健助教らの研究で明らかになった。同研究では、どのプレーが勝敗を左右するかも分析しており、知見を学校教育で取り入れることで、バスケットボール授業での技能向上につながることも期待される。研究論文はデジタル領域の学術論文を掲載する電子ジャーナル「Journal of Digital Life」(ジャーナル・オブ・デジタル・ライフ)で公開している。

(Getty Images)※画像はイメージです
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技能向上の“足枷”になっているものとは?

「バスケットは…好きですか?」

これは、井上雄彦さんのバスケ漫画『スラムダンク』の作中で主人公・桜木花道がヒロインの赤木晴子に投げかけられる言葉だ。週刊少年ジャンプで連載されていた1990年代前半、いわゆる“スラダンブーム”によってバスケを始める人が急増。日本バスケットボール協会が発表するデータによると、連載が開始した1990年には競技者登録数が81.0万人だったのに対し、1995年には歴代最多となる102.8万人を超えた。連載が終了した1996年にも100.8万人いたが、その翌年は93.3万人、翌々年は83.2万人と急激に減少していることからも、同作が与えた影響の大きさがうかがえる。

2022年現在では、日本でもプロリーグが発足され、バスケットボールという球技自体が広く国民にも浸透した。婚活事業を展開するIBJ(東京)が2018年に行った20~50代の男女1600人を対象とした調査によると、「学生の頃、好きになったことがある異性の部活」でバスケ部が男女ともに3位にランクインするなど、人気スポーツの地位を盤石にしている。

一方、バスケの人気以外の側面に目を向けると、近年ではバスケットボールの「勝敗に影響する要因」についても研究が進められている。長嶺助教らの論文では、高度な戦術を駆使できない学校教育のバスケットボールの試合レベルに着目。これらは多くの場合、オフェンス・ディフェンス問わずボールに密集する「だんご状態」が生じることがあり、これが技能向上の足枷(あしかせ)になっていると考えられているという。

今後、体育の授業でのゲームで勝敗に影響する要因を解明することは、授業で何を重点に教えるべきかを考える基礎資料にもなると考えられ、これらの知見をもとにカリキュラムを検討することができるという。そのため「バスケットボール授業におけるゲームの技能・要因の構造と、勝敗との関連」を明らかにするべく、研究が行われた。

大学のバスケ授業の20ゲームを分析評価

ある大学のスポーツ演習で行われたバスケットボールの試合20ゲームを撮影し、その様子を日本バスケットボール協会公認コーチA級保持者で女子大学生を指導しているAさんと、同B級保持者で男子大学生を指導しているBさんが観察評価を行った。

評価の対象となるのは「パス」「ドリブル」「シュート」「リバウンド」「速攻」「連係プレイ」の6項目に、反則行為である「バイオレーション」「ファール」も加えた合計8項目で、プレーごとに評価ポイントとなる項目を用意した。

例えば、パスでは「苦し紛れのパスがみられる」「縦のロングパスがみられる」「組み立て直すパスが出来ている」、ドリブルでは「ボールを保護しながらドリブルしている」「周りの様子を見ながらドリブルしている」「逃げるドリブルがみられる」といった具合だ。

8項目、合計52個の要素についてそれぞれ「1点:非常によくない」~「5点:非常によい」まで5段階で評価。それらの採点結果からバスケットボールの試合でのプレーを構造化し、勝敗との関連をロジスティック回帰分析と呼ばれる統計手法で分析した。

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