日本のコロナ対策を見て思う…「バカバカしい仕事」にはNOを突き付けよ!

SankeiBiz

コロナ騒動が開始して3年目に入った。一体いつまでこの「カンセンタイサクノ テッテイヲ オネガイシマス」をやり続けるのだろうか。欧米各国が規制を撤廃し、アフリカや中東諸国はそもそもコロナを気にしていない状況で、日本はまったく終わらせるつもりがないようである。

新宿駅周辺で通勤する人たち
新宿駅周辺で通勤する人たち

なぜそんな状況なのかといえば、各所で「無駄な仕事をし続けている人」がいるからだろう。上司や客の目が気になり、マスク着用の徹底は当然のことながら、【1】感染対策の徹底 【2】新しい感染対策の考案――。この2つを「大事な仕事」だと思い込んでいる人々が、ほぼすべての組織に存在するため、日本でコロナ対策は終わらない。

今回は、「バカバカしい」と思っていても断れない人に対する提言である。バカバカしい仕事はしなくていいのである。

それは「仕事をしたフリ」ではないか?

たとえば私は、4年間広告会社に勤めていたが、展示会等のイベントの現場に頻繁に行っていた。だがその実、現場でやることなどまったくなかった。

我々が外注しているイベント会社の人々が施工から運営、バイトの管理まですべてやってくれるわけだから、人員は十分いる。クライアントは客から質問があるためいなくてはいけないが、正直広告代理店の人間など、何かを聞かれたらクライアントに繋ぐ程度の仕事しかない。

私は4年間で会社は辞めてしまったが、もしも自分が部下を持つ立場になっていたとしたら、「イベントの立ち合いなんてやらないでいい」と部下には言っていただろうし、自分も現場に行くことはなかったと思う。あくまでも代理店業務で中間ピンハネをしているわけで、その引け目があるから現場に行っていただけである。15%の手数料を取ってその仕事をしていたわけだが、「何か大問題が発生した時に、体力のある我が社が責任は取ります」という対価が「15%」なのだ。そう開き直ればいい。何しろ現場で広告代理店の人間などまったく役に立たないのだから。「看板はもう少し前に置いた方がいいのでは」などとどうでもいい指示をイベント会社の人にし、「仕事をしたふり」をするだけなのだ。

現在の【1】コロナ感染対策の徹底と、【2】新しい感染対策の考案も、この「仕事したふり」に感じてならない。飛行機に乗るとよく分かるのだが、CAは徹底的にマスクの着用を求めてくる。事前の案内もそうだし、適宜マスクをピタッと鼻と口まで着けているかをチェックする。スケスケのマスクをしていたら、「別のマスクをご使用ください」とマスクを出してくる。CAは安全な航行のために働いているのだが、もしも自分がCAだったとしたら、働くモチベーションはコレになる。

「『機内のルールに反する行為をする人間を見落とした人』と同僚や上司に思われるのがイヤだから、目を皿のようにして乗客が離陸後・着陸前にシートを倒していないかやシートベルトをしているかをチェックする。当然マスクも同様」

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