広島県福山市が自動運転の実証実験をしていた小型バスが22日、同市沖野上町の県道で走行中にトラックと接触する事故があった。バスには枝広直幹市長も乗っていたが、2台にけが人はいない。市と広島県警福山東署が事故原因を調べる。
現場は片側2車線で、小型バスが自動運転で左側車線を走行中、右側車線を並走していたトラックと接触した。バスには市長や市職員、報道関係者ら9人が乗っていた。
市は高齢者の移動手段を確保するため、平成30(2018)年から自動運転の実証実験を実施している。事故を受け、23、24日に予定していた実験を中止すると発表した。