国連安全保障理事会(15カ国)は17日、アフガニスタンで人道支援などに当たる国連アフガニスタン支援団(UNAMA)の活動を来年3月17日まで1年間延長する決議案を採択した。14カ国が賛成し、ロシアは棄権した。
決議は、アフガンで暫定政権を樹立したイスラム主義組織タリバンには直接言及していないが、UNAMAについて「アフガンの関連する全ての政治関係者や利害関係者」と協議しながら業務を進めていくと記載した。
決議はアフガンの人道状況に深い懸念を表明。UNAMAが支援活動を強化し、国民の権利尊重や女性の社会参加についても監視していくとした。(共同)