米 「空を守る責務がある」訴えるゼレンスキー氏に呼応

産経ニュース
16日、ワシントンの米議会に向けてオンラインで演説するウクライナのゼレンスキー大統領(AP=共同)
16日、ワシントンの米議会に向けてオンラインで演説するウクライナのゼレンスキー大統領(AP=共同)

【ワシントン=渡辺浩生】ロシア軍に侵攻されたウクライナのゼレンスキー大統領が16日の米議会でのビデオ演説で「ウクライナ上空の飛行禁止区域の設定」と「戦闘機の供与」を訴えたことなどを受け、議員らの間から対ウクライナ軍事支援の強化を求める声が高まっている。バイデン政権は、飛行禁止区域設定や戦闘機の供与には否定的立場を示す一方、効果的な支援策を模索している。

ゼレンスキー氏はビデオ演説で、米国で人種差別撤廃に身をささげたキング牧師による「私には夢がある」の言葉に言及した上で「私には責務がある。私たちの空を守らねばならない」「私には必要なものがある」などと述べ、軍事支援の強化を求めた。

同氏はまた、旧日本軍による真珠湾攻撃や2001年の米中枢同時テロを引き合いに「わが国も同じ経験をしている」と指摘。演説の途中には、人々の平穏な暮らしが爆撃で破壊されるビデオを「ウクライナの空を閉じて」という英語のテロップ付きで流した。

ただ、ゼレンスキー氏が求める飛行禁止区域の設定について、サキ大統領報道官は「緊張が高まり、核保有大国のロシアとの戦争を引き起こす可能性がある」と否定的だ。戦闘機の供与についても同様の理由で慎重姿勢を維持している。

一方、米議会では、戦闘機供与を支持する声が共和党上院議員の間で盛り上がっているものの、飛行禁止区域の設定については「ロシアが化学兵器を使ったら支持する」(同党のグラム上院議員)との条件付き容認の声が一部にある以外は反対論が大勢を占める。

このためゼレンスキー氏は一連の状況を見越し、「地対空ミサイルの提供」などの比較的現実的な要請も演説で行った。

同氏の演説から数時間後、バイデン氏は総額8億ドル(約950億円)規模の追加武器供与を発表した。供与される武器にはスティンガー携帯型地対空ミサイル800基や対戦車ミサイル9千基、武装無人攻撃機などが含まれている。

バイデン政権はまた、ゼレンスキー氏が演説でウクライナ軍でも取り扱い可能な旧ソ連製S300地対空ミサイルに言及したのを受け、ウクライナによる長距離防空システムの確保を支援すると表明した。

国防総省は、スロバキアが保有するS300をウクライナに供与し、代わりに米国が同様のシステムをスロバキアに提供する方向で調整を続けるとしている。

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