米国のラーム・エマニュエル駐日大使は18日、ロシア軍侵攻に伴うウクライナからの避難民家族について、定住先を確保するまでの間、東京の公邸に受け入れると表明した。受け入れの規模は不明。
エマニュエル氏は声明で「前例のない時代だからこそ、前例のない行動が必要」と強調した。避難民への住居提供などで支援を広げる日本政府や地方自治体に敬意を表し、協力を申し出たという。
「ウクライナ移民の孫として」と自らの出自にも言及。ロシア軍が病院や学校を攻撃し一般市民の被害も大きくなる中、「プーチン(ロシア大統領)の非合法な戦争に立ち向かう勇敢なウクライナ国民を全力で支援する道義的な責任が私にはある」と述べた。(共同)