岸田文雄首相は17日の参院予算委員会で、宮城、福島両県で震度6強を観測した地震について「引き続き高い緊張感を持って対応に万全を期していく」と述べた。今後2~3日程度は規模の大きな余震が発生する可能性があると説明した。また、松野博一官房長官は記者会見で、福島県からの給水支援の要請を受け、自衛隊を早期に派遣する考えを示した。
地震発生を受け、首相は16日夜に①早急に被害状況を把握する②被災者の救命・救助などの災害応急対策に全力で取り組む③国民に避難や被害などの情報提供を適時的確に行う―の3点を指示していた。