歌舞伎俳優、市川海老蔵(44)、「A.B.C―Z」戸塚祥太(35)らが出演する六本木歌舞伎「ハナゾチル」の大阪全公演を中止すると15日、松竹が発表した。公演関係者に体調不良者が確認されたという。
松竹の公式サイトでは「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』の公演関係者に体調不良者が確認されました。六本木歌舞伎実行委員会ではガイドラインに則り、大阪公演主催者、製作にて協議の上、お客様並びに、出演者、公演に携わる全ての関係者の安心と安全を第一に考え、大阪公演につきましては、全公演中止とさせていただきます」と説明。大阪公演は3月18日~21日の5公演を予定していた。
海老蔵はブログで「楽しみにしてくれていた皆さんには、本当に本当に申し訳ないと思っています。私もプペルに続き、六本木歌舞伎も大千穐楽を迎える事が出来ず、心から残念ではございますが、誰が悪い訳ではないので、皆様にもご理解頂けましたら幸いです」とつづり、PCR検査の結果は陰性だったことを報告した。
2015年から始まった六本木歌舞伎は海老蔵の自主公演。東京、福岡公演は終了している。