明治安田J1第4節(12日、川崎1-0名古屋、等々力陸上競技場)サポーターとともに記録に並んだ。川崎はホームの連続無敗記録を25試合(22勝3分け)とし、2005年-07年の浦和、06年-07年のG大阪に並び、J1最長タイとした。
「ホームだったのでどうしても勝ちたかったなかで、スタートから気持ちの入った試合をしてくれた」
鬼木監督はイレブンをたたえた。前半25分にMFチャナティップのスルーパスに抜け出したFWマルシーニョが相手GKとの1対1を制して先制に成功した。「守備もアグレッシブに行くのが自分たち。ホームだとそういうのが出しやすい環境」と指揮官。その後は追加点が奪えず、試合終了間際は相手のCKが続くなど押し込まれる時間帯もあったが、サポーターの手拍子を背に最後まで守り切った。
最後にホームで敗れたのは20年11月3日の札幌戦(●0-2)。それ以来、1年4カ月に渡って等々力では負け知らずだ。「良いトレーニングをして選手とともに次の試合に向かいたい」と指揮官。次戦、19日の広島戦はアウェーのため、次のホームゲームとなる4月2日のC大阪戦で、新記録に挑む。