日本人の知らざるところで増殖中の『中国人専門風俗店』に潜入を試みたものの、日本人であることがバレると、力ずくで店から追い出されてしまった筆者。そこで中国人の友人、L君に依頼し、代わりに内部を取材してきてもらった。
JR池袋駅北口エリアにあるこの店をL君が訪ねたのは平日の午後8時ごろ。受付の女性に筆者が託した1万円札を支払うと、別室へと案内された。そこには、露出度の高い服を着た20~30歳くらいと思われる6人の女性が椅子に座っており、化粧を直したりスマホをいじったりしていたという。L君によると、1万円という価格に見合わないほどの美女ぞろいだった。
「どのコがいい?」
受付の女性にせかされ、L君は1人の女性を指さした。彼女に決めたのは、L君が好きだという国民的人気女優に似ていたからだ。
その後は、この人気女優似の女性の誘導で、いったん店の玄関を出て、階段で1つ上のフロアにある一室へと移動した。そこは、もともと一部屋だった場所をベニヤ板で無理やり小分けしたような小部屋で、壁と壁の間に1台のマットレスがぴったりはまるように置かれていた。ベニヤ板の向こうからは先客と女性の気配が聞こえてきたという。