心臓病ロボット手術最前線

負担をかけない冠動脈バイパス術を模索 「ダヴィンチ」の積極的活用で低侵襲の心臓手術の発展を後押し

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いちはやくダヴィンチを導入した渡邊医師
いちはやくダヴィンチを導入した渡邊医師

心筋梗塞の発症リスクは、一般的にメタボリックシンドロームや生活習慣病などで悪化する。医学が進歩したとはいえ、急性心筋梗塞で年間3万人以上が亡くなっている(厚労省「2020 人口動態統計」)。そうした心筋梗塞の手術でも、現在、ロボット支援下手術(ダヴィンチ)が保険適用外(自費診療)で行われ、力を発揮している。

「もともと私自身が、ロボット支援下手術に取り組んだきっかけが、心筋梗塞の冠動脈バイパス術での活用を考えたことにあります」

渡邊医師
渡邊医師

こう話すのは、ニューハート・ワタナベ国際病院(東京都杉並区)の渡邊剛総長。2005年に日本で初めてダヴィンチによる心臓手術を行った。そのときの手術が冠動脈バイパス術だった。

「ご高齢の方の合併症を減らすため、人工心肺を用いない小切開のオフポンプ手術(MIDCAB)を1993年に日本で初めて行うなど、いかに低侵襲手術を実現するか、いろいろな方法を考えていました。その延長線上に、ダヴィンチがあったのです」

心筋梗塞は、心臓の要の太い血管・冠動脈3本のいずれかが詰まり、血流が止まって心筋が壊死すると心不全になる。詰まった血管の血流を再開するカテーテル治療もあるが、冠動脈が3本、あるいは、数カ所も詰まった状態では手術が適応になる。詰まった血管の代わりに、胸などから動脈を取ってきて橋渡しとして再建し血流を蘇らせる。

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