元衆院議員秘書に罰金　衆院選で事前運動、愛知

名古屋区検は１０日、昨年の衆院選で公示前に投票を呼び掛ける文書を配ったとして、公選法違反（法定外文書頒布、事前運動）の疑いで書類送検された、関健一郎・元衆院議員の元公設秘書の４０代男性を略式起訴した。名古屋簡裁は同日、罰金３０万円の略式命令を出した。

元公設秘書は公示前の昨年１０月中旬、関氏への投票を呼び掛ける文書を封筒に入れ、選挙区内の有権者に郵送したとして書類送検された。

関氏は平成２９年衆院選で初当選。昨年の衆院選で愛知１５区に立憲民主党から立候補し落選した。その後、離党を表明した。