主張

高梨のW杯優勝 スポーツが教えてくれる

産経ニュース

人は立ち直れる。そう教わった。

オスロで6日に行われたスキージャンプ女子のW杯で高梨沙羅が優勝、伊藤有希が3位で表彰台に上がった。

高梨にとっては北京冬季五輪の混合団体で失格した失意のどん底から、復帰後は4戦で2勝目の勝負強さだ。

五輪の失格で泣き続けた高梨は自身のインスタグラムに「私の失格のせいで、皆の人生を変えてしまった」と謝罪文を投稿し、引退を示唆していた。

これに「あなたのジャンプが多くの人の人生を明るく変えたことはあっても、私の人生を変えた事実などどこにも存在しない」「時間はかかっても顔を上げて周りを見渡してほしい。そこにはあなたが与えた喜びで満たされた沢山の人がいる」と応じたのは、混合団体メンバーの佐藤幸椰だった。

エースの小林陵侑は固くハグして高梨を慰め、オスロの表彰台に並んだ伊藤は持ち前の明るさで励まし続けた。オスロには男子のジャンプ陣も集結していた。

「支えてくれる方々が心を奮い立たせてくれる。たくさんの人たちの力で勝てた」という高梨のコメントに実感がこもる。人は立ち直れる。ただし仲間の力を必要とする。スポーツはさまざまなことを教えてくれる。

北京では冬季パラリンピックが開催中だ。アルペンスキー女子座位の村岡桃佳2冠に代表される日本選手の活躍とともに、ウクライナ選手団の奮闘ぶりが目立つ。

戦火をくぐり抜け、バスと飛行機を乗り継いで北京入りした選手団は国の存在を示すために、ウクライナ国旗をたなびかすために参加した。競技では国歌を聴くために力を尽くした。

バイアスロンでは金3個を含む7個のメダルを獲得し、男子視覚障害では表彰台を独占した。

選手らは涙を流しながら、口々に戦争の終結を訴え、ロシアの侵略を非難し、家族や友人の消息を憂慮し、祖国の平和を願った。

ウクライナ・パラリンピック委員会のスシケビッチ会長は「われわれの使命は反戦と平和を訴えることだ。選手たちの戦いは、ウクライナが生きていることの象徴でもある」と語った。

人の尊厳や愛国心、平和を希求する心は、強大な武力をもってしても奪えない。そうした真理も、スポーツが教えてくれた。

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