北海道で野鳥の鳥インフルエンザ急増 専門家「新たなフェーズに入った可能性」

産経ニュース
北海道旭川市で発見されたオジロワシの死がいを調べる迫田義博教授。調査結果から高病原性鳥インフルエンザに感染していたことが分かった=令和3年1月(迫田教授提供)
北海道旭川市で発見されたオジロワシの死がいを調べる迫田義博教授。調査結果から高病原性鳥インフルエンザに感染していたことが分かった=令和3年1月(迫田教授提供)

北海道で死亡野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルス感染が確認されるケースが急増している。養鶏場など家禽(かきん)での発生はないが、道内全域で厳戒態勢が敷かれている。最も多かった平成28年の10羽をすでに上回り、2日時点で18件(41羽)の陽性を確認した。専門家はウイルスを媒介する渡り鳥の感染パターンが変化している可能性を挙げ「例年5月ごろまでが警戒期間だが、今年は夏以降も続くかもしれない」と注意を喚起している。

渡り鳥間でリレー感染

道内では年明けの1月2日以降、死亡したハシブトガラスや希少種のオジロワシなどで高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染が相次いで確認された。

根室地方での発見が多いが、確認地点は日高、留萌、オホーツクなど範囲が広い。鳥インフルエンザに詳しい北海道大学大学院獣医学研究院の迫田義博教授は「ウイルスは道内全域に広がっていると考えたほうがいい」と警鐘を鳴らす。

日本へのウイルス侵入経路はこれまで、中国や東南アジアなどの養鶏場から漏れ出たウイルスが渡り鳥に感染し日本に運ばれるルートが主とされていた。しかしこの1、2年は「養鶏場からの感染ではなく、渡り鳥の間でリレーのバトン渡しのようにウイルスが受け継がれるパターンへと変わり始めている」と分析している。

迫田教授は、ウイルス拡散を防ぐ手立てとして、東南アジアなどの養鶏場での防疫体制強化を指摘するが、渡り鳥間の感染が広がっていることで「人間がコントロールできないフェーズに入ったかもしれない」と緊張した様子で語る。

感染パターンの変化で夏の感染や毎年の流行につながることが危惧される。欧州では昨年、夏以降も感染が続いたといい「北海道では例年、渡り鳥が北上を終える5月ごろまで警戒をしているが、その後も続ける必要があるかもしれない」という。

家禽農場は厳戒態勢

道内での野鳥の感染確認の急増を受け、北海道は2月15日付で100羽以上を飼育する家禽農場194カ所に緊急消毒命令を発令。農場に出入りする際の消毒薬を配布するなど防疫体制の強化を進めている。

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