自公国会談 首相、参院選へ主導権 野党内には亀裂

産経ニュース
党首会談に臨む公明党の山口那津男代表(中央右)と国民民主党の玉木雄一郎代表(同左)ら=4日午前、国会内(矢島康弘撮影)
党首会談に臨む公明党の山口那津男代表(中央右)と国民民主党の玉木雄一郎代表(同左)ら=4日午前、国会内(矢島康弘撮影)

自民、公明、国民民主の3党党首会談をめぐる岸田文雄首相の狙いは、公明、国民民主両党とも適度な距離を保ちつつ、政局の主導権を握ることだ。

首相は4日、記者団に対し「国民民主が予算に賛成してくれたことを重く受け止め、与党、公明とともに今後も話し合いを続けていきたい」と述べた。

首相側は、国民民主が先の衆院選でガソリン税を一時的に引き下げるトリガー条項の凍結解除を掲げたことに目を付け、解除検討と引き換えに令和4年度予算案への賛成を求め水面下で折衝を重ねていたという。

国民民主は労働組合の中央組織「連合」を支持母体とし、産業別労組出身の議員も抱える。首相は現職として9年ぶりに連合の新年交歓会に出席し、距離を縮めていた。首相にとって夏の参院選は天王山であり、連合の一部を取り込むことで勝利を確実にしたいとの思いがにじむ。

自民重鎮は「国会運営も選挙協力も選択肢が増えることは政権にとって良いことだ」と強調。菅義偉前首相ら公明や支持母体の創価学会に近い自民非主流派を牽制(けんせい)する意味合いもにおわせた。

一方、公明が会談に応じたのは国民の関心が高い原油高対策で主導権を握られるのを防ぐためだ。

「自分たち(国民民主)は野党だ。政策本位で話を聞いていただきたいということだった」。公明の山口那津男代表は会談後、記者団にこう述べ、国民民主が野党である点を強調。国民民主の閣外協力の可能性については「与党として幅広い合意を作り政策を実現する」と述べるにとどめ、国民民主が求めるトリガー条項の凍結解除は「検討課題」と突き放した。

夏の参院選を控え、首相が国民民主の提言を受け入れる形で政府方針を決めれば公明の存在感は埋没しかねず、山口氏はあえて会談し、クギを刺した形だ。

公明関係者は「与党として国民民主を引き寄せたい」と話す。参院選で相互推薦が見送られるなど自民との連携に不安を残すため、連合を支持母体とする国民民主との接近を歓迎する向きもある。(千田恒弥、児玉佳子)

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