松野博一官房長官は1日午前の記者会見で、政府が2月中に1日100万回の達成を目指していた新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について「2月半ば以降、安定的に1日100万回程度の規模となっている」と述べた。
松野氏は「直近では1日110万回程度までペースアップしてきた」と強調した。「実際の接種回数の正確な把握には、後日報告される部分もあり、これまでも一定期間を要している」とも語った。
内閣官房によると、2月25日時点の3回目接種回数は約2200万回で、前日比約110万回増。週明けの同月28日は約2440万回を超えたが、接種率は19・3%と2割を下回っている。