新型コロナウイルスのオミクロン株が感染拡大を続け、また私たちは大きな不安を背負い込むことになりました。
東京・池袋の繁華街にある私のクリニックは、呼吸器内科の専門医ということもあり、コロナ疑いのある方が多く訪れます。当然診察に当たる私は、コロナに感染するリスクも高くなるので、感染予防の対策は人一倍厳重にしています。
ただ、私は世の中がいわゆる〝コロナ禍〟になる以前から、もっと言えばこの30年以上にわたって、「風邪」で診療を休んだことがありません。
そこには、私が日々の生活で取り入れている体調管理法が役立っているのだろうと思うのです。
私の実践する体調管理法は、大きく3つの柱から構成されます。
(1)体調を崩す最大の原因である「風邪」「インフルエンザ」などの感染症を予防する
(2)食事などの生活習慣を整えて、「体調を崩さない基礎体力」を付ける
(3)睡眠不足や運動不足など「不調のトリガー」を取り除く