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核戦争の恐怖

産経ニュース
1962年11月2日、ワシントンでキューバ危機の状況を国民に報告するジョン・F・ケネディ米大統領(AP)
1962年11月2日、ワシントンでキューバ危機の状況を国民に報告するジョン・F・ケネディ米大統領(AP)

ウクライナをめぐり一触即発の緊張が続く毎日に、ある外交官が漏らした。「キューバ危機(の再来)を見ているようだ」。1962年に米ソが瀬戸際外交を展開し、世界を核戦争の恐怖に陥れた出来事を想起するのだという。

確かに情勢は、米露首脳が「核」や「世界戦争」といった言葉を口にするほど厳しい。プーチン露大統領は「ロシアは核保有国だ。その戦争に勝者はいない」と語り、バイデン米大統領は「米露が互いに発砲し始めたら、世界大戦になる」と訴えた。

ロシアは、昨年6月の米国との共同声明や、今年1月の英仏中を含めた核保有5カ国の共同声明で「核戦争は絶対に始めてはいけない」との原則を確認したはずだ。それにもかかわらず、19日の大規模演習では核弾頭を搭載可能なミサイルを発射した。米欧に譲歩を迫る威嚇の道具として核の脅威を使うことに何ら躊躇(ちゅうちょ)はないようだ。

米国では「核態勢の見直し」が近く公表される予定だが、軍備管理の専門家はバイデン氏が模索してきた核の役割縮小に注目する意義は「薄れた」ともする。

「核兵器のない世界」どころか、今では人工知能(AI)が核兵器の使用にゴーサインを出すリスクも指摘されている。核戦争の恐怖が一段と増す時代が来る予感がする。(平田雄介)

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