仙台市は、東日本大震災から11年となる3月11日に若林区文化センターで予定していた追悼式の式典を取りやめることを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、遺族や招待者の自由献花だけとし、規模を縮小して開催する。
同市の追悼式が新型コロナの影響で自由献花方式となるのは令和2年以来、2度目。郡和子市長の式辞などの式典行事を見送る。
市の担当者は「感染拡大が収まらず縮小の判断となった」と説明。郡市長は式典開催を今月1日に発表した際、状況に応じて変更する可能性に言及していた。