同居する母親=当時(81)=の遺体を自宅に半月以上放置したとして、大阪府警高槻署は16日、死体遺棄の疑いで、大阪府高槻市幸町の無職、南学容疑者(55)を逮捕した。「母親を死なせてしまったことを親族に知られるのが怖かった」などと容疑を認めているという。
逮捕容疑は、母親が死亡したことに気付きながら遺体を自宅に放置したとしている。
同署によると、南容疑者は母親と2人暮らし。親族が2月15日に南容疑者宅を訪れたところ、自宅の一室にうつぶせのまま放置されている母親の遺体がみつかったという。
南容疑者は1月27日ごろに母親が倒れたと説明。遺体に目立った外傷などはなく、同署が死因や経緯などを調べるという。