共産、維新批判に拍車 改憲警戒 野党会合も問題視

産経ニュース
東京・千駄ヶ谷の日本共産党本部
東京・千駄ヶ谷の日本共産党本部

共産党の「維新批判」に拍車がかかっている。衆院予算委員会の中央公聴会では日本維新の会が推薦した公述人を問題視。立憲民主党が主導した野党国対委員長代理級の会合をめぐっては、共産が外された一方で、維新が含まれていたことに懸念を示した。共産が重視する大阪で強い影響力を誇り、憲法改正にも前向きな維新への警戒心も透けてみえる。

共産の機関紙「しんぶん赤旗」は16日付で、「維新推薦の原氏 異様な陳述」との記事を掲載した。15日の中央公聴会で、政府の国家戦略特区ワーキンググループの座長代理を務めた原英史氏が「自らの訴訟について持論を展開する異様な陳述を行いました」と強調。質問に立った共産の宮本徹氏が、原氏を推薦した維新にも矛先を向けたことも紹介した。

共産の反発で暗礁に乗り上げた野党国対委員長代理級の会合をめぐっても、幹部が特に問題視したのが維新の参加だった。小池晃書記局長は14日の記者会見で「これまでの野党間の共闘において、維新を与党の補完勢力として共闘の対象にはしないと確認してきた。野党としての基本姿勢に関わる問題だ」と訴えた。

維新は与党に対して憲法審査会の積極的な開催を呼びかけている。共産の総がかり的な批判からは、改憲論議が進みかねないという護憲政党ならではの危機感も見え隠れする。

維新も黙っていない。維新関係者は「予算委が出席を認めた公述人に対する敬意を欠いている。国会議員が公述人の発言を批判することは異例であり、撤回・謝罪すべきだ」と述べ、懲罰動議の提出を視野に入れていると説明した。馬場伸幸共同代表も16日の記者会見で、共産の維新排除の動きに関して「さすが共産党。『天上天下唯我独尊』だ」とあきれ気味に語った。(内藤慎二)

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