間宮祥太朗の主演で島崎藤村の名作「破戒」が60年ぶりに映画化

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島崎藤村・不朽の名作「破戒」を60年ぶりに映画化。主演の丑松役には間宮祥太朗が決定した ©全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
島崎藤村・不朽の名作「破戒」を60年ぶりに映画化。主演の丑松役には間宮祥太朗が決定した ©全国水平社創立100周年記念映画製作委員会

俳優、間宮祥太朗(28)が近代日本文学の文豪・島崎藤村の名作で60年ぶりに映画化される「破戒」(前田和男監督、7月8日公開)に主演することが15日、分かった。

原作の小説は1906(明治39)年に出版。被差別部落の地元を離れて小学校の教員として働く丑松が、出自を隠すことに悩みながらも士族出身の志保に恋心を抱いてしまう物語。間宮は丑松の葛藤や差別に対する憤りなど、複雑な感情をりりしい和服姿で体現する。

「破戒」は1948年に木下惠介監督、62年に市川崑監督の両巨匠により映画化。木下作品では池部良さん、市川作品では歌舞伎俳優、市川雷蔵さんという当時の二枚目スターが主演を務めた。

間宮は現在、TBS系ドラマ「ファイトソング」(火曜後10・0)に出演中で、美形の若手演技派として大人気。制作側は「俳優としてのまじめな姿勢と凛としたたたずまいが主人公に通じる」と起用。別の関係者も「池部、雷蔵に共通する端正な顔立ちと内に秘めた苦悩を表現できる俳優」と評価していた。

17年11月の「全員死刑」以来約4年半ぶりの映画単独主演となる間宮は原作も読み込み、「作品の中枢にぶっとく流れる強い激情。何と言葉にしていいか分からずにいますが、言葉を探す作業こそ重要だとも思っています」とたぎる情熱をにじませた。

志保役は石井杏奈(23)が演じ、矢本悠馬(31)、眞島秀和(45)らが脇を固める。

★前田監督「鳥肌立った」 前田和男監督は「間宮祥太朗は違う次元に行ってしまった。それは映画開始早々1分30秒で登場する間宮祥太朗=瀬川丑松を見れば一目瞭然だろう。その恐ろしいほどの美しさに、撮っていた私は鳥肌が立った」と〝文学的表現〟で絶賛。主人公について「苦悩と葛藤にまみれた複雑なキャラクター」と説明し、「ところが、深く静かに丑松になりきり、信じられないほどの軽みと透明な人物を生み出した」と想像を超えた演技に脱帽していた。

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