フジテレビ系列では15日午後3時から「北京オリンピック スピードスケート女子団体・男子団体パシュート決勝」、同7時30分から「ノルディック複合個人10キロ」を生中継する。
注目は平昌五輪で金メダルを獲得した日本女子団体パシュート。代表は高木美帆、高木菜那、佐藤綾乃、押切美沙紀の4人。金メンバー(高木姉妹と佐藤)がそのまま主力で、準々決勝では自分たちが持つ五輪記録を更新する好タイムをたたき出し1位通過、準決勝進出を決めた。
ノルディック複合は、勝負の後半となるクロスカントリースキー10キロを生中継。日本代表メンバーは渡部暁斗、山本涼太、渡部善斗、永井秀昭、谷地宙の5人。ソチ、平昌五輪で銀の渡部は3大会連続メダルを目指すが、ノーマルヒルでは前半のジャンプで飛距離を伸ばせず、後半のクロスカントリーで健闘するも結果は日本人トップの7位入賞。メダル獲得はお預けとなった。
いよいよ個人ラージヒル/10キロに出場する。ノーマルヒル後に「ラージヒルでは有言実行、金メダルを取れるように頑張りたい」と意欲を見せた渡部。ノルディック複合団体での金メダル獲得はあるが、個人戦で金を手にした日本人はいまだ存在しない。五輪5大会出場となる渡部が日本悲願の快挙を成し遂げるだろうか。