こんにちは。
内田友賀です。
今日は少しだけ、動物介在教育の話から「犬と人との関わり」についてお話します。
私たち“ペットと暮らす人”にとっては当たり前のことでも、
小学校での授業を通して「本質」に気づくことがあるのです。
今日のお話のテーマは
\ 45分の授業で子どもたちが学ぶこと /
私たちは毎日毎日、社会の中で評価されて生きています。
小さな評価も含めると、きっと数知れないことでしょう。
それをうけて、私たちはコンプレックスや不安と闘いながら
「自分で自分を評価」して生きています。
それは、小さな子どもだって同じなんです。
大人も子どもも、心の中に「評価への不安」を抱えているものなんです。
でも、犬の前ではそんな事は何一つ関係ない。
ただ「自分という存在」、それだけを見てくれています。
成績が悪くても、
スタイルが悪くても、
友だちが居なくたって
犬には何も関係ないんです。
ただ、愛らしい目で見つめてくれる。
自分という存在を否定しないで寄り添ってくれる。
そうやって、犬たちは私たちに原動力を与えてくれます。
それは「生きる力」。
犬と暮らしている人には、
家の外で背負ってきた“評価という重荷”をおろせる瞬間があるんです。
このことが、どれだけ心強いか。
授業では、大きな不安とプレッシャーを抱える7~8歳の子供に、
わずか45分で、犬たちは寄り添ってくれるのです。
そして、何かしらの心の課題を抱えている子どもほど敏感にキャッチして、
とても温かな感想を残してくれます。
もし、その子たちが大きくなって、犬と暮らすことになったら。
きっと、動物を苦しめるような飼い主にはならないでしょう。
子どもたちのための活動でもあり
犬たちのための活動でもある。
だから、大切に守っていきたいと考えています。
▼活動について
こども笑顔のラインプロジェクト