ノルウェーの首都オスロで25日、アフガニスタン情勢をめぐる欧米各国とイスラム主義組織タリバン暫定政権による3日間の会合が閉幕した。暫定政権は、各国と人道支援や対話の継続を確認したと明らかにした。
暫定政権の外務省報道官は、英国代表の話として「(同国は)保健や教育分野での協力について世界銀行と協議している」とツイッターに投稿した。資金難にあえぐ暫定政権下では、政府職員らの給与未払いが問題となっており、その支払いについても協力の検討対象という。
タリバンは今月、中等教育の女子通学について3月下旬の全面再開を目指すと表明。欧州連合(EU)の代表は「教育へのアクセスの重要性を強調し、国連が指定した特別報告者との関与についても議論した」とツイートした。(共同)