俳優の西島秀俊が主演を務める日本テレビ系のドラマ「真犯人フラグ」(毎週日曜 夜10・30)の第13話が23日に放送され、失踪していた主人公の妻・相良真帆(宮沢りえ)がラストシーンで突如姿を現し、視聴者が騒然となった。
SNSで考察ブームを巻き起こした2019年の同局系ドラマ「あなたの番です」のスタッフが手がける同作は、西島演じるごく普通の真面目なサラリーマン・相良凌介が、家族の失踪により日本中から疑惑の目を向けられつつ、真実を暴く壮絶な戦いに挑んでいくミステリー。ドラマは2クール放送され、現在は第2部「真相編」が進行中だ。
この日の放送では、失踪事件の捜査を担当する刑事の阿久津浩二(渋川清彦)らが、凌介が働く亀田運輸のクレーマーで、彼にフグの毒を盛った“バタコ”こと木幡由美(香里奈)の家を家宅捜索。数々の証拠物件が見つかって、バタコが凌介の息子・篤斗(小林優仁)の誘拐犯と確定するなど、さまざまな真相が明らかになり、事件解決に向けてストーリーが大きく進展した。
そんななか、夜、凌介のもとに電話がかかってきた。表示は「公衆電話」。出ると、「りょうちゃん」と真帆の声が聞こえてきて、切羽詰まった様子で、光莉について何か言いかけた途端、電話は切れてしまった。
すぐさま警察が調べ、真帆の電話は、凌介の新居の近くの公衆電話からかけられていたことが判明。凌介はすぐに駆けつけたが、先に来ていた阿久津たちによると、すでに誰もいなかったとのこと。何かに引き寄せられるように、新居へ歩を進める凌介。その脳裏には、真帆との思い出、彼女の笑顔が浮かんでいた。