西武は20日、全体会議を開き、今春キャンプのA班(1軍)、B班(2軍)メンバーの大枠を決めた。
新人ではドラフト1位・隅田知一郎投手(22)=西日本工大、同2位・佐藤隼輔投手(22)=筑波大、同3位・古賀悠斗捕手(22)=中大=が宮崎・南郷町でのA班に入った。また、昨年10月に右足首の手術を受けた平良、新型コロナウイルスに感染した投手コーチ兼任の内海は高知・春野町でのB班スタートとなる見込み。
◆隅田 「戦力として見ていただいているんだなと感じました。開幕1軍というのが今年の目標の一つなので、まずはキャンプで自分らしさをアピールできるように頑張りたいと思います。新人合同自主トレもあと1週間ですが、もう少し強度を上げた練習をして、2月1日からしっかりついていけるようにやっていきたいと思います」
◆佐藤 「開幕1軍を目標にしているので、キャンプがA班というのはうれしいことであるとともに、ここからもう一回頑張ろうと身が引き締まる思いです。今まで活躍されてきた1軍投手の方々に負けないような力強い球を投げてアピールしていきたいですが、けがだけはしないように、しっかりケアもしていきたいと思います」
◆古賀 「素直にうれしいです。入団会見で『1年目から勝負』と(色紙に)書きましたが、まさにその勝負の場がA班のキャンプだと思うので、全力でアピールしたいと思います。また、捕手陣は元気がいいと聞いているので、新人らしくフレッシュに声出しも頑張りたいです。これまで1軍の投手の方とはお話ができていないので、しっかりコミュニケーションを取っていきたいですし、僕のセールスポイントである肩もアピールできればと思います。まずは気後れしないように、『2月1日からA班でやるんだ』という強い気持ちを持って、残りの新人合同自主トレを頑張っていきたいと思います」