太平洋岸襲う巨大津波で復興放棄も 片田東大教授指摘

産経ニュース

相応の覚悟必要

--今回の想定で、東日本大震災の被災地をはさみ、日本列島の太平洋岸全域が巨大地震に襲われることが分かった。われわれはどう備えるべきだろうか

片田 日本の防災の方向性として、行政から民間主体へと変わってきている。そのことは昨年5月に改正された災害対策基本法に象徴される。毎年のように起こる近年の気象災害は激甚化し予測が難しくなり、行政が住民に出す避難情報も遅れるようになってきた。こうした状況を受け、避難情報を最終ラインの「避難指示」のみとし、それまでに自主的に避難することを住民に求めた。

--近年は避難が困難な高齢者等が被害にあうケースが多い

片田 だから、避難に手間取る高齢者等には早めの避難を呼びかける。また、支援を要する高齢者等ひとりひとりに行政が「個別避難計画」をつくり安全に避難させる。激甚化する災害による被害の広域化に対しては、自治体の枠を超えた「広域避難体制」の構築を求めた。つまり、避難は住民が自主的に判断する一方で、行政が支援すべき所は支援するという役割を明確にした防災が今後進められていくことになる。

片田敏孝(かただ・としたか) 昭和35年、岐阜県生まれ。日本災害情報学会長。専門は災害社会工学。政府の中央防災会議や全国の自治体の防災会議委員を歴任。東日本大震災の際、岩手県釜石市の小中学生が津波から避難し、防災教育の成果を示した「釜石の奇跡」を導いた功績で、2度の総理大臣表彰などを受賞。令和元年10月、台風19号による記録的な大雨で、利根川上流域で数万人が広域避難した初の事例を指導した。著書に「人に寄り添う防災」(集英社新書)など。(編集委員 北村理)

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