斉藤コミッショナーから通達 アンフェア行為ご法度!! 昨季のヤクルト-阪神で、阪神に〝サイン盗み疑惑〟

昨年7月6日、ヤクルト・高津監督と言い争う阪神・矢野監督(右)

プロ野球の斉藤惇コミッショナー(82)は19日、12球団監督会議で〝紳士協定〟の順守を強く求めた。

昨年7月6日のヤクルト-阪神(神宮)で阪神の「サイン盗み疑惑」が持ち上がったことで、セ・リーグの杵渕和秀統括によると、同コミッショナーから12球団の監督に向けて「アンフェアな情報入手、紛らわしい行為に端を発して両軍が言い争ったり、ヤジ合戦になることが決してないように。見苦しい場面をファンに見せるのは大きなマイナス」との通達があったという。

各リーグが申し合わせたアグリーメントには「ベンチ内、ベースコーチ、走者から打者、あるいは塁上の走者に対して球種等の伝達は行わない」などの事項があるが、具体的にどのような行為が伝達に当たるかは明文化されておらず、いわば〝紳士協定〟の側面もある。

杵渕統括は「12球団の監督が集まったこのタイミングで、NPBとしてフェアな試合を提供していくということを改めて確認した」と説明した。(東山貴実)

★阪神の「サイン盗み疑惑」 昨年7月6日のヤクルト戦(神宮)で、阪神が4点リードの五回の攻撃で、ヤクルト・田口が佐藤輝に初球を投じる直前に、二塁走者・近本が膝に置いていた左手を水平に何度か上げ下げ。このしぐさを目撃したヤクルト・村上が打者にコース伝達する違反行為として審判にアピール。その指摘に阪神・矢野監督が激怒し、両軍から怒号が飛び交い、球場は騒然となった。

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