宮城県石巻市は18日、トンガ沖海底火山噴火による津波注意報を受け16日未明に発表した避難指示の対象人数5万3595人は誤りで、実際には約3800人だったと明らかにした。
市によると、より大きな津波が来ると想定した際の対象人数を県の総合防災情報システムに入力したことが原因。今回指示を出したエリアは、沿岸部の人が住めない「災害危険区域」で、本来は区域内の事業所などに就業している人が対象だった。16日午前10時ごろ職員が気付き、修正した。
総務省消防庁が全国8県で最大約22万9千人と発表した避難指示の対象人数が実際より多かったことになる。