北京冬季五輪2022カウントダウン

スノボ戸塚優斗を「震えた」平昌五輪が変えた 高校3年間を担任した脇野氏が成長明かす

サンスポ
昨年12月に米コロラド州で開催された「DEW TOUR」で戸塚が優勝。北京五輪で金メダルの期待がかかる(ゲッティ=共同)
昨年12月に米コロラド州で開催された「DEW TOUR」で戸塚が優勝。北京五輪で金メダルの期待がかかる(ゲッティ=共同)

スノーボード・ハーフパイプ男子で昨季世界王者の戸塚優斗(20)=ヨネックス=は、2月4日開幕の北京冬季五輪で金メダルの筆頭候補に挙がる。16歳で出場した2018年平昌五輪はメダルを期待されながら、決勝の2本目で転倒して11位。当時、神奈川・光明学園相模原高の1年生だったボーダーは、悔しさをばねに飛躍を遂げた。3年間、戸塚の担任を務めた脇野浩一氏(43)が五輪後に感じた戸塚少年の変化とは-。(取材構成・阿部慎)

学校では物静かな少年が、雪上では見違えるスノーボーダーになる。海外遠征を転々とする中、スイッチをオフにする高校生活を3年間見守った脇野氏が、当時の戸塚を懐かしそうに振り返った。

「こうやってスーパースターって生まれるんだな、と思いました。一瞬で(トップ選手に)上がっていきました」

入学当初は世界的に名の知れた存在ではなかったが、入学した5カ月後のW杯で初出場優勝。シーズン総合優勝を果たし、1年時に平昌五輪に挑んだ。高校では壮行会が開かれ、パブリックビューイングも行われた。日本から友人たちも多く見守る中で、2回目で転倒。担架で運ばれた。その30分後。生徒の一人が電話すると、あっさりと「痛いけど、大丈夫」。電話口の口調はいつもと変わらぬ落ち着き払ったもの。ただ、帰国後に脇野氏が直接聞くと、正直な感想が返ってきた。

戸塚 「震えました。五輪はいつもの大会と違う。景色が違ったんですよ」

友人たちとは誰とでも親しみ、大好きな一眼レフカメラで写真を撮るのが趣味。いたってどこにでもいる高校生だった。そんな16歳が「震えた」と答えるほどの衝撃を受けて五輪から帰ってきた。五輪の舞台が普通の高校生の意識を変え、世界の頂点を本気で狙うアスリートに成長させた。

「いい意味でスノボに取られる時間が増えていった。この世界でやっていくという顔つきに変わっていった」

高校の休み時間には携帯電話でスノーボードの動画を頻繁に見ていた。メディア対応も増えたこともあり、日頃の発言も力強さを増していった。五輪後の2018-19年シーズンは、W杯2勝で2年連続の総合優勝。続く3年時の19-20年シーズンは、日本勢史上4人目となるUSオープン制覇を達成した。

脇野氏にとって、忘れられないやりとりがある。競技はずっと続けるのか聞くと、「映像を撮りながらバックカントリーをやりたいんですよね」と当時の夢を教えてくれた。バックカントリーとは、スキー場のように管理されていない大自然の山を滑るもの。遭難事故も多く、危険も伴う。脇野氏が「あれ死んじゃうんじゃない?」と聞くと、想像を超える答えが返ってきた。

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