テレビ用語の基礎知識

「カンペ」 かなりの〝職人技〟…指名入ればFDだけで食える

zakzak

今回は「カンペ」について書きます。この年末、僕は結構「カンペ」に注目していました。

「NHK紅白歌合戦」の川口春奈さんも、日テレ「笑う大晦日」の高畑充希さんも、年末の大看板番組の司会を見事に務められましたが、カンペを追って目線が泳ぎがちだったのが若干気になりました。あまり司会に慣れていない女優さんですから、カンペを出すフロアディレクター(FD)がもう少しうまくヘルプしてあげてほしかったですよね。

そして、かわいそうなのでどこの局かは伏せますが、年末のとあるニュース番組を見ていたら、気象予報士の男性が、天気予報コーナーの締めコメントで「新年をえガオーで迎えタイガー」とおやじギャグをドヤ顔でぶちかましていたのですが、天気予報のフリップの裏側にマジックで大きくそのギャグをメモってあるのが見えてしまっていました。自分のダジャレをカンペにするのは…、ちょっと恥ずかしいですよね…、笑い納めをさせていただきました。

私も、人のことは言えなくて、カンペでは随分泣かされたことがあります。記者として大雨中継に行かされたとき、中継用にペンで書いたカンペが雨でにじんでしまって読めなかったこともありますし、中継の直前に強風でカンペが飛ばされて、アワアワしながら必死でリポートしたこともあります。