同園でパンダが初めて公開されたのは1972年。「カンカン」「ランラン」が日本中にパンダブームを起こし、ピーク時には入場待ちの列が約2キロになった。
コロナ禍で〝双子ブーム〟になるか未知数だが、同園は12日に新たなパンダグッズ16種類を発売したところ、見学を終えた来園者が園内売店のレジ前に列を作るなど好調な滑り出し。休園中はネットでも販売している。
一般公開は、13、14日も当選者に限って行われるものの、その後の見通しは立っていない。再開の際は改めて入場者の抽選を行うとしている。
★高氏貴博さんも対面「安心した」 人気ブログ「毎日パンダ」を運営している写真家の高氏貴博さん(43)も12日に双子と対面した。一目見た印象は「イメージより一回り大きくなっていた。ちゃんと育ってくれて安心した」という。対面時は2頭とも木に登って「お団子のようになって寝ていた」。それでも対面時間の最後の10秒ほどでレイレイが起きて顔を向けた。「いい表情で、お客さんが多くてもリラックスできていたよう」。2頭はシャオシャオの背中の緑の線で識別されているが、高氏さんも「(緑の線以外では)見分けがつかない。外見にまだはっきり違いがない」と話した。