東京都の新型コロナウイルスの感染状況を分析するモニタリング会議が13日、都庁で開かれ、現在の感染拡大ペースでは都内の新規感染者数が1週間後に約9500人になるという試算が報告された。
都内の新規陽性者数の7日間平均は約1136人で、前回の約135人から急増。増加比は約843%となった。
国立国際医療研究センターの国際感染症センター長、大曲貴夫氏は「感染が急速に拡大すると、全ての都民が感染者や濃厚接触者になるリスクが高まる。社会活動の停止を余儀なくされる可能性がある」と指摘。感染者急増について「この水準だと、1週間後の1月20日には1日あたり、約9500人で危機的な感染状況になる」と警鐘を鳴らした。