阪神のドラフト1位・森木大智投手(18)=高知高=が11日、甲子園室内練習場で新人合同自主トレ第1クール最終日のメニューを消化した。同高出身で年末年始に一緒に自主トレを行った栄枝裕貴捕手(23)はブルペンでの投球時に体験した〝魔球〟の存在を証言。ドライチ右腕が高校時代には多投しなかった変化球を磨き、頼れる武器にする。
◇
ドライチ右腕の〝魔球〟の軌道を、同じ高知高出身の先輩は目撃していた。森木が新人合同自主トレの第1クールを終了。悪天候のため甲子園室内でメニューをこなし、収穫を口にした。
「充実した3日間を過ごせた。いろいろレクチャーも受けたので、それを自分なりに生かしていけるようにやっていきたい。すごくいい状態で第1クールを終えられた」
この日はキャッチボールや、器具を使用した腹筋などで汗を流した。同じころ、今季大卒2年目の栄枝は鳴尾浜でウエートトレなどを消化。年末年始に背番号「20」と高知高で自主トレを行い、球を受けた際に発見した〝魔球〟を明かした。