教え子愛した人生 サッカー指導者の小嶺さん死去

産経ニュース
長崎総科大付・小嶺忠敏監督=2018年1月5日、浦和駒場スタジアム(中井誠撮影)
長崎総科大付・小嶺忠敏監督=2018年1月5日、浦和駒場スタジアム(中井誠撮影)

長崎・国見高サッカー部を6度の全国選手権制覇に導き、数多くの教え子を日本代表へ送り出した名指導者は厳しく、そして優しかった。7日に死去した小嶺忠敏さんは、ピッチ内では国見の代名詞とされた豊富な運動量を支えるハードなトレーニングを課す一方、ピッチ外では父親のように選手と接してきた。

国見OBで昨季限りで引退した大久保嘉人氏が2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本代表に選ばれた際に話を聞く機会があった。サプライズ選出で唐突な依頼だったにもかかわらず、まな弟子の栄誉を喜び、「長崎に来てくれれば何でも話すよ」と快諾してくれた。

「嘉人ほどの才能を感じさせたのはせいぜい2、3人。何より人間性がすばらしい。悪童なんていわれることもあるが、私からすれば心外だ」。世間が大久保氏に抱くイメージを打ち払うべく、何とか本来の人柄を伝えようとする姿が強く印象に残っている。

監督として長崎総合科学大付高を、今年度の全国選手権にも導いた。体調が優れず指揮を執れない中も、選手たちは「小嶺監督の分まで」という思いを胸に3回戦まで懸命に戦った。高校サッカー界のレジェンドは、最後まで教え子に慕われて旅立った。(奥山次郎)

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