「青学大の選手層の厚さ、原監督の巧みな采配が光った」 東洋大元監督・佐藤尚氏の箱根駅伝評

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1位でゴールする青山学院大の中倉啓敦
1位でゴールする青山学院大の中倉啓敦
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初春の箱根路をフレッシュグリーンの襷がトップで駆け抜けた。

第98回箱根駅伝は、2年ぶり6度目の総合優勝を目指した青学大が、5年ぶり3度目の完全優勝を新記録で達成。準優勝は、前回7位の順大、前回覇者の駒大は3位だった。

青学大と駒大の「2強対決」と予想していたのが東洋大元監督の佐藤尚氏。「青学大の選手層の厚さ、そして原晋監督(54)の巧みな采配ぶりが光りました」と熱戦を振り返る。

青学大は、チームエントリー16人のメンバー全員が1万メートル28分台の記録を持ち、原監督は「青学史上最高」と評していた。

「原監督は激戦の『花の2区』こそ、ダブルエースの1人の近藤幸太郎君(3年)を起用する王道の采配でしたが、準エース区間の4区にキャプテンでオールラウンダーの飯田貴之君(4年)を配置し、前後に1年を起用。ここが勝負のポイントの1つでしたね。前後のルーキーたちは、失敗を恐れずにのびのびと安心して襷リレーができた」(佐藤氏)

飯田は1年で箱根デビューし、過去3回すべて異なる区間で区間2位という安定感があった。

3区の太田蒼生が区間2位の快走でトップに立てば、5区の若林宏樹も区間3位で山を駆け上がり、2位の帝京大に2分37秒差をつけて往路を制した。

トップで折り返した復路も、箱根経験者を5人揃えた鉄壁の配置だった。

「往路に1年生2人を起用しているので、復路は豪華メンバーで、青学さんの強さが際立ちました」(佐藤氏)

7区の岸本大紀(3年)が区間賞、9区の中村唯翔(3年)と10区の中倉啓敦(3年)は区間記録を塗り替える、復路と総合タイムでも新記録の快挙となった。

青学大の強さはバランスのいいメンバー構成からも伺われる。

「理想は『逆ピラミッド型』と言われ、4年生から順に4、3、2、1というように組めると、翌年以降も安定したチーム編成ができます」(佐藤氏)

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