見どころはグループの垣根を越えたコラボ。〝不良系〟のKAT-TUNとSixTONESは並ぶと迫力たっぷり。King&PrinceとSnow Manは持ち前のキラキラ感でファンを魅了し、ジャニーズWESTとなにわ男子は関ジャニ∞のバンド演奏で歌い、関西パワーを見せつけた。キンキは人気曲「愛のかたまり」で各グループのメンバーと華麗に歌い踊った。
ジャニーズメドレーではSMAPの「SHAKE」やV6の「愛なんだ」などを熱唱。全員で期間限定ユニット、Twenty★Twentyのチャリティー曲「smile」を歌う際には、V6や嵐のレコーディング映像が流れ、〝チームジャニーズ〟が一丸となった。
キンキの光一は「演出をしてくれた松潤にも大きな拍手を」と会場に促し、嵐に向けて「彼らとまたステージで一緒に歌えるときが来ることを楽しみにしている」と熱いメッセージを送った。
同所でのジャニーズ主催の有観客ライブは、昨年元日のHey!Say!JUMP公演以来約2年ぶり。キンプリの平野紫耀(24)は「これからもたくさんのパフォーマンスと笑顔や愛を届けたい」と4万人に約束。コロナ禍に負けない〝祭り〟でジャニーズアイドルが力強い一歩を踏み出した。(渡邉尚伸)
★キンキのバックが…目立った キンキのバックダンサーを務めたのはJr.グループのTravis Japan。光一は「俺らより光ってる衣装を着るなよ」とイジって笑わせた。相棒の堂本剛(42)は「(SixTONESの)ジェシーとコラボしてほしいという声が多かったので次回はやりたい」と意欲。2人はMCで沸かせたが、光一は「あんまり長いと松潤に怒られる」と早々に締めくくっていた。