土佐で〝いごっそうコンビ〟がランデブー 阪神の藤川SAとD1位森木が夢の合体!

阪神・森木

火の玉指導や!! 阪神・藤川球児スペシャルアシスタント(SA、41)が、来春のキャンプを視察することが28日、わかった。自身と同じ高知県出身のドラフト1位・森木大智投手(18)=高知高=らに〝球児魂〟を注入。若手投手育成をテーマに掲げる矢野燿大監督(53)は〝球児コーチ〟の手腕に期待を寄せた。

来年も春季キャンプに藤川SAがやってくる。虎の将来を担う後輩ドラ1に〝球児魂〟を注入する。鉄は熱いうちに打て-。矢野監督は森木への〝火の玉指導〟に期待した。

「地元(同じ高知)出身で、プロでこれだけやった(実績を残した)ピッチャーに話を聞いてもらえるというのは、森木にとって本当に大きな財産になると思う」

藤川SAが阪神のキャンプを視察することが判明。今年と同じく、まずは1軍の沖縄・宜野座、次に2軍の高知・安芸を訪れる予定だ。故郷では2軍スタート見込みの森木が待っている。

藤川SAといえば、高知商高から1999年ドラフト1位で入団するも、2005年にブレークするまで長い下積み生活を送った。そこからはい上がり、日本球界を代表するストッパーに君臨。日米通算245セーブを記録して20年に引退した。

「球児の口から聞くのと、他の人から(伝え)聞くのは違うと思う。(マウンドでの)心構えとか、どんな意識で練習をしていたとか。球児が多くの選手に声を掛けてもらえるだけでも違うと思う」と指揮官。今シーズンはSAという立場で、阪神だけでなく他球団の試合も視察。テレビ解説では投手の状態の善しあしだけでなく、投手目線で野手の調子や采配、戦術などを分析し、球界内でも高い評価を受けた。嶌村球団本部長も「野球教室をやったり、放送局で解説を聞いていても一般のファンの方もいい反応をされている。非常に幅広く活動できたことで、また視野が広がってきたと思います」と称賛する。

今年のキャンプで阪神・石井(右)を指導する藤川SA

阪神ではここ数年、高卒で入団した投手が伸び悩んでいる。最速154キロの直球を誇る森木を、埋もれさせるわけにはいかない。藤川SAなら潜在能力を引き出してくれるはずだ。

「惜しみなくやってくれるタイプ。そういう感じでいってもらえればいい」

矢野監督は指導法を一任する考えを示した。17年ぶりのVへ、若手投手の底上げも不可欠。〝球児コーチ〟が手腕を発揮する。(三木建次)

■森木 大智(もりき・だいち)2003(平成15)年4月17日生まれ、18歳。高知県出身。小3で高岡第二イーグルスで軟式野球を始める。高知中では3年春夏に全国V。中3夏の四国大会決勝で150キロを計測。高知高では1年春からベンチ入り。1年夏からエースも甲子園出場はなし。最速154キロ、遠投115メートル。球種はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ。高校通算13発。184センチ、90キロ。右投げ右打ち。年俸1200万円。背番号「20」。

★藤川SA・今年のキャンプ視察VTR 1軍宜野座キャンプ第1クールでは、ブルペンで若手投手を指導。小川や斎藤らにフォーム修正のアドバイスを行った。その後、2軍安芸キャンプ第2クールを視察。ブルペンで石井将に対し、足の使い方や体重移動などを熱血指導したほか、望月や村上にも声をかけるなど精力的に動いた。

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