阪神・中野、故郷山形の「スポーツ特別賞」を受賞 〝おせち料理〟は?

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「山形県スポーツ特別賞」授賞式に臨んだ阪神・中野(左)=山形県庁(球団提供)
「山形県スポーツ特別賞」授賞式に臨んだ阪神・中野(左)=山形県庁(球団提供)

僕の〝おせち料理〟はラーメン! 今季新人ながら盗塁王に輝いた山形県出身の阪神・中野拓夢内野手(25)が27日、山形県庁を訪れ、「山形県スポーツ特別賞」の授賞式に出席した。来年1月7日まで故郷に滞在する中、最も楽しみにしているのが地元の辛つけ麺だという。パワーアップして、不動の遊撃手を目指す。

極寒の中での里帰りだ。正午の山形市は氷点下3度。温かい鍋を食べたいとなるが…。中野の頭に真っ先に浮かんだのは〝郷土料理〟だった。

「めん僮楽(どうらく)さんというお店の辛つけ麺です。毎年、(山形に)帰ってくると、食べています。ほどよく辛い感じで、それが自分は好きですね」

山形市内にあるラーメン店で普段から行列ができる。イチ押しは自家製の黒小麦などを使用し、みそをブレンドしたタレが名物のつけ麺だ。

27日に帰省し、来年1月7日までここで過ごす。スポーツジムなどで体を動かす予定だが、ランチはもちろん「めん僮楽」の辛つけ麺だ。

「シーズン中、動いていると(体重が)減ってしまう」

171センチ、69キロとプロ野球選手としてはきゃしゃなタイプ。もともと食が細く、三菱自動車岡崎時代から夏場になると体重が落ちてしまうという。オフになると体力維持のために食べていたのがつけ麺。ルーキーイヤーの今季は開幕遊撃こそ木浪に譲る形となったが、4月中旬からレギュラーに定着。135試合に出場して打率・273、1本塁打、36打点。30盗塁を決めて、セ・リーグの盗塁王に輝いた。

「タイガースのショートをずっと守っていきたい気持ちはあるので、来年以降も、そこはチャレンジしていきたいなと思います」

ラーメンパワーで開幕から遊撃を守り抜く。その意気込みと実績は球団をも動かした。来季の甲子園で販売される選手コラボメニューに中野がアレンジした「山形つけ麺」が並ぶことが決定。これからはいつでもソウルフードを食べられる。ラーメン消費量日本一を誇る山形がより近づく。

「山形はラーメン(つけ麺)がおいしい。しっかり食べて、体をしっかり作って、トレーニングも欠かさずやっていきたいと思います」

「山形県スポーツ特別賞」を受賞した山形県庁で思いを強くした。目標は50盗塁&遊撃でフルイニング出場。打って、走って、守って、麺をすすって-。胃袋を満たして、不動の地位を築く。(三木建次)

■めん僮楽(どうらく) 山形市内にあるラーメン・つけ麺店。つけ麺は2種類の小麦を混ぜ合わせた僮楽麺、香ばしい香りの黒小麦麺、全粒粉麺の3種類から選べ、つけ汁もみそ、塩、しょうゆの3種類がある。ラーメンでは10種類以上のスパイスをブレンドした「うま辛味噌らあめん」が人気。山形自動車道、山形北ICすぐ。