虎のソナタ

サービス精神旺盛な梅野…300円の新幹線

サンスポ
那珂川片縄郵便局に設置されたゴールドポストに年賀状を入れるポーズをとる阪神・梅野隆太郎=福岡県那珂川市の那珂川片縄郵便局(撮影・水島啓輔)
那珂川片縄郵便局に設置されたゴールドポストに年賀状を入れるポーズをとる阪神・梅野隆太郎=福岡県那珂川市の那珂川片縄郵便局(撮影・水島啓輔)

あのときの寒さと、手の痛さを思い出していました。当番デスクの阿部祐亮が午前中から出社して席に座っています。

「夢に上司が出てきて『いつまで寝てる‼ きょうは大雪や‼ 締め切り5時間早いんだぞ‼』と怒られたんです」

悪夢にうなされて早起きしてしまい、そのまま出勤したのです。

「なんや、締め切りは2時間早かったのか」

想定内の締め切り繰り上げにホッと息をついて、まずは、トラ番の取材予定を再確認。織原祥平が、梅野の「那珂川市民栄誉賞」受賞の取材に行っている予定表を見ながら、2016年1月8日に、自身が福岡に出張したときのことを思い出していました。

「梅野が中谷(現ソフトバンク)と自主トレをしていたんです。気温6度で、あの日も寒かった。最後に2人がロングティー打撃をやって、梅野から『阿部さん、手伝ってください』といわれて」。グラブを手に外野で打球を追いました。

「怖かったですわ。舞い上がった白球が豆みたいに小さくなって、そこから落ちてきて…。顔をそむけながら捕りました。グラブが弾かれそうな勢いで、左手が真っ赤になって。プロの打球ってスゴイなと思いました」

それから6シーズンが経過。大卒3年目だった梅野は正捕手になり、東京五輪の金メダル獲得で市民栄誉賞を贈られる選手になっています。

「博多駅から最寄りの博多南駅まで〝新幹線〟に乗りました。300円(運賃200円と特急料金100円)です。券売機で買ったあと、駅員さんに『これで乗れるんですよね』と、思わず確認してしまいました」

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