NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の第41話が27日、放送され、俳優・風間俊介演じる片桐春彦が劇中に初登場。風間の爽やかな演技が注目を集め、この日、ツイッターでは「風間くん」がトレンドに入った。
昭和、平成、令和を通じ、京都、岡山、大阪を舞台に、ラジオ英語講座とともに歩んだ親子3世代の100年間を追い、恋に仕事に不器用ながらも自分らしく生きる姿をリレー形式で描く「カムカムエヴリバディ」。初代ヒロイン、雉真安子(上白石萌音)の一人娘で、ひょんなことから大阪でクリーニング店を営む夫妻と出会い、住み込みで働きながら生活することになった2人目のヒロイン、るいを女優・深津絵里が演じる。物語はこの日から第9週「1962」(41~42話)がスタート。この日は、るいが働く「竹村クリーニング店」に片桐が初来店する様子などが描かれた。
るいが店番をしていると、紺色のスーツを着た爽やかな青年、片桐がやってきた。片桐は、胸のところにインクがついた白いワイシャツを差し出し、「キャップを開けたまま万年筆、入れてしもうて…」と苦い顔。るいが「大丈夫です。落ちますよ」と笑顔で切り返すと、片桐は安どの表情を浮かべた。
後日、るいが1人で店番をしていると、田中(徳井優)という強面の男が店にやってきた。田中は預けた服に穴が空いていたとクレームをつけ、弁償を求めたうえ、慰謝料まで払えと迫った。るいは、伝票を確認し、穴は預かったときから空いていたと反論。しかし、田中はそれを聞き入れず、後から書き足したと突っぱねた。どうしていいいかわからず困惑するるい…。そんな彼女を救ったのが、片桐だった。