「昨年の日記」事件言及せず、今年に入り大量殺害計画か 大阪・北新地ビル火災

産経ニュース
谷本盛雄容疑者が書いたとみられる日記が押収された居住先=21日午前、大阪市西淀川区
谷本盛雄容疑者が書いたとみられる日記が押収された居住先=21日午前、大阪市西淀川区

大阪市北区曽根崎新地のビル4階のクリニックから出火し、25人が死亡した放火殺人事件で、谷本盛雄容疑者(61)の居住先から、日常生活などをつづった日記が押収されていたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。日記には「12月23日」などの記載があり、曜日などから谷本容疑者が昨年書いたとみられる。ただ、事件に絡む記述や遺書めいた内容は確認されておらず、大阪府警天満署捜査本部は、谷本容疑者が今年に入って放火による大量殺害を計画したとみて調べている。

捜査関係者によると、日記が見つかったのは、谷本容疑者の居住先だった大阪市西淀川区姫島の3階建て住宅。この住宅では事件の約30分前の今月17日午前9時50分ごろに、2階東側にある洋室の床が燃える火災があり、日記が一部焼けた状態で発見された。捜査本部が日記を調べたところ「〇〇を買う」といった日常生活に関するものが多く、事件を示唆する記述は確認されていないという。

住宅からは、「消火栓を塗る」などと記した犯行計画の一部とみられるメモが押収されており、ライターのオイルや催涙スプレー、ガソリン1・9リットルが入った2リットルのペットボトルも見つかった。アイドルグループのライブ中に徳島市の雑居ビルで起きた放火事件を伝える今年3月15日付の新聞が残されており、捜査本部は少なくとも9カ月前から犯行を計画し始めたとみている。

一方、住宅からスマートフォンやパソコンは見つかっておらず、ガスや電気も止まっていた。

また、クリニック関係者の証言などから、谷本容疑者は数年前から通院するようになったとみられ、今年11月にも受診していた。捜査本部はクリニックの電子カルテの復旧作業を行い、谷本容疑者の通院状況などを調べているが、死亡した西澤弘太郎院長(49)とのトラブルはこれまで確認されていない。

火災では、スタッフや患者ら25人が死亡し、谷本容疑者も一酸化炭素中毒などで重篤な状態が続いている。

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