羽生、フリーの超大技成功へ最終調整 前日練習

産経ニュース
【第90回全日本フィギュアスケート選手権大会 3日目】男子FS 公式練習に臨む羽生結弦=25日、さいたまスーパーアリーナ
【第90回全日本フィギュアスケート選手権大会 3日目】男子FS 公式練習に臨む羽生結弦=25日、さいたまスーパーアリーナ

何度も挑み、自らの感覚を研ぎ澄ませた。フィギュアスケートの全日本選手権で3枠の北京冬季五輪代表を争う男子の公式練習が25日に行われ、前日の男子ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)は26日のフリーで初めて入れるクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に終盤の時間を割いた。

この日の着氷は回転不足での1度だけだった。フリー曲「天と地と」をかけた練習の冒頭の場面は回転が不足し、両足で降りる形になって転倒した。その後も転倒や、1回転半でほどけたりと、本番での成功へ〝あと一歩〟を埋める闘いを必死に続けた。

24日のSPは、非公式ながら今季の世界最高を上回った。初披露した「序奏とロンド・カプリチオーソ」はピアノの調べに乗り、右足首負傷で今季初戦とは思えない圧巻の演技で首位に立った。

自分らしさを追い求め、サンサーンスの名曲をピアニスト、清塚信也さんに編曲と演奏を依頼。コロナ禍にコーチ不在での調整や右足首負傷、前人未到の4回転半への挑戦の苦悩など、「暗闇から何かをつかみ取る物語」の思いを込めた。情感あふれた表現力で、5項目の演技構成点は「音楽の解釈」の10点満点を含めて49・03点だった。

この日の公式練習では、フリーに組み込む予定の4回転のトーループ、サルコーは安定していた。難所は冒頭での超大技との対峙(たいじ)のみとなりそうだ。「練習も含めて全部が試合」という羽生は練習時間いっぱいを使って調整。非願成就へ余念がない様子だった。(田中充)

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