バイデン米大統領が24日、クリスマスイブに子どもたちと電話で話す公開イベントで、4人の子どもの父親という男性から「くたばれバイデン」を暗に意味する侮辱的なスローガンを浴びせられる一幕があった。バイデン氏は和やかな面持ちで「同意する」と応じたが、米メディアは、意味を理解していたかどうかは不明だと伝えている。
スローガンは「レッツゴー・ブランドン(頑張れブランドン)」。10月に南部アラバマ州で開かれたストックカー・レースNASCARの大会でブランドン・ブラウン選手が勝利した際、観衆の一部が放送禁止用語を交えて「くたばれバイデン」と連呼。テレビリポーターが「『頑張れブランドン』と応援している」と紹介し「くたばれバイデン」の言い換えとしてトランプ前大統領支持者の間で急速に広まった。(共同)