容疑者、数年前から通院 大阪・北新地ビル火災

産経ニュース
発生から1週間。現場の雑居ビル前には、献花に訪れる人の姿が絶えない=24日午前9時3分、大阪市北区(須谷友郁撮影)
発生から1週間。現場の雑居ビル前には、献花に訪れる人の姿が絶えない=24日午前9時3分、大阪市北区(須谷友郁撮影)

大阪市北区曽根崎新地のビル4階のクリニックから出火し、25人が死亡した放火殺人事件で、谷本盛雄容疑者(61)が、数年前からクリニックに患者として通院していたとみられることが24日、捜査関係者への取材で分かった。大阪府警天満署捜査本部が、クリニック関係者から谷本容疑者の通院状況などを確認していた。ただ、事件では西澤弘太郎院長(49)ら多くのスタッフが犠牲となって詳しい状況は判然としておらず、捜査本部はクリニックのパソコンを復旧させるなどし、電子カルテなどで裏付けを進める。

谷本容疑者は平成23年4月、長男の頭などを包丁で刺したとして、殺人未遂罪などに問われ、23年12月に大阪地裁判決で懲役4年となり、1審判決が確定。その後、服役していた。

捜査関係者によると、谷本容疑者が27年に出所後、クリニックに通院するようになったことを、クリニック関係者が証言するなどしているという。現場ビルからは診察券が入った谷本容疑者の財布が見つかったが、発行日の記載がなかった。居住先からはクリニック名が入った薬の袋が見つかり、睡眠薬が処方されたとみられるが処方時期などは不明。捜査本部は今後、カルテ情報を確認し、谷本容疑者の来院実態を調べる方針。

一方で、居住先には「放火」や「殺人」などと書かれたメモや、京都アニメーション放火殺人事件などのガソリンを使った事件の新聞紙面があった。谷本容疑者が、少なくとも数カ月前から犯行を計画していた可能性があるが、西澤院長らクリニック側とのトラブルは把握されていない。捜査本部は、事件当日までの谷本容疑者の足取りを調べるとともに、動機を調べる。

捜査本部によると、事件では、クリニックのスタッフや患者ら男女25人が死亡し、いずれも死因は一酸化炭素中毒だった。30代とみられる女性は意識不明の状態が続いているほか、谷本容疑者も一酸化炭素中毒などで重篤な状態という。

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